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企画立案のヒントに!SNSキャンペーンの4つの型を解説

公開日:2023.12.18 Mon / 更新日:2024.04.13 Sat

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ブランド認知やエンゲージメントを高めるために欠かせないSNSキャンペーン。ぜひ活用したい施策ではあるものの、様々なSNSキャンペーンがありどれが適しているのか分からない…そんなお悩みを抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
本記事では、そんなSNSキャンペーンをユーザーとのコミュニケーションの取り方や特徴に応じて4つの型に分類
SNSキャンペーンを企画する際の最初の一歩になる情報を紹介いたしますので、ぜひ参考にしてください!

SNSキャンペーンとは

SNSキャンペーンとは、ソーシャルメディアプラットフォームを活用したキャンペーンのこと。
フォロー&いいね等のアクションを促すユーザーと企業の双方向の企画が多いことも特徴です。
ブランドとユーザーのコミュニケーションを促進し、ブランドの認知獲得やエンゲージメントの向上が期待される手法として多用されています。
キャンペーン成功のためには、キャンペーンの戦略・実施目的・ターゲットの明確化と魅力的なコンテンツ制作が重要です。

SNSキャンペーンの4つの型

SNSキャンペーンは、その手法や特徴に応じて大きく4つに分類することができます。
課題の解決や目標達成に適した型を選択することで、企画の方針を定めることができます。

それぞれの型を詳細に見ていきましょう。

1.ミッション型

フォロー&リポストなど参加ハードルが低いアクションを設定し、応募条件を満たしたユーザーにインセンティブが当たるパターンの施策。ユーザーにメリットがあり気軽に参加できる手法のため、フォロワーの獲得やブランド名を拡散させたい、口コミなどの投稿を増やしたい時に有効な手法です。

インセンティブの内容は目的に応じて異なります。例えば

  • アカウント立上げ時期など、フォロワーを獲得したい・広く浅く認知を取りたいといった目的であれば、多くの人が「欲しい!」と感じる「金券」「ギフト」類
  • ブランド・サービスの認知拡大/興味喚起を目的とするのであれば、「商品・サービス」そのものを体験できるクーポン等や、ブランドに関連した音声・画像などの「シークレットコンテンツ」の公開

などがあげられます。
インセンティブの提供方法は、キャンペーン期間が終了した後に抽選するパターンやインスタントウィンで即時に結果が判明するパターン等があり、ブランド・サービスやインセンティブの内容に応じて検討する必要があります。

具体的な手法の例

2.世界観型

ブランド・サービスを体現するようなコンテンツを提供し、ユーザーにブランドのコンセプトや世界観を体験していただく手法です。
ユーザーがブランド・サービスの世界観を疑似的に体験することができ、ブランドとのエンゲージメントを高めることが期待されます。

ARエフェクトやミーム化しやすいコンテンツなど「ユーザーが投稿したくなる」企画は主体的なUGCを促し、ユーザー間でのポジティブな情報の拡散が生まれます。
そのためには、コンセプト・メッセージが分かりやすく伝わり、かつ「投稿したい」というユーザーのモチベーションを喚起させるような企画アイディアとクリエイティブが重要になります。

企画にあたっては、ブランド・サービスのコアファンが魅力的に感じているコンテキストとSNSのトレンドが両立するポイントを見定める必要があり、丁寧なユーザーの調査・分析が求められます。

具体的な手法の例

ARエフェクト/フィルター
ブランドが提供するエフェクトを使ってユーザーが自由にコンテンツを生成します。クリエイティブが成果に直結しますが、ハイクオリティなものを提供できればムーブメントを生み出せる可能性があります。

診断キャンペーン
キャラクターなどのタイプ診断や〇〇検定、おすすめ診断など、「自分にあったものを知りたい」というユーザーの欲求にアプローチした手法。ブランド・サービスの内容理解の促進や話題性に加え、ユーザーの傾向などのデータ収集が可能といったメリットがあります。

3.KOL型

インフルエンサー・クリエイターのコンテンツ制作力&発信力を使ってユーザーに情報を届ける手法
ブランド認知度の向上、製品の販売促進、ターゲットオーディエンスへのリーチ強化など多くの目的に利用されており、企業発信の情報だけではユーザーの行動変容が起こりにくくなっている今、第3者視点で発信されるKOL施策は欠かせない手段になっています。

原則、連携するインフルエンサーのフォロワーに対して情報が届けられる、つまりそのインフルエンサーのファンに向けて情報を発信するため、メッセージがポジティブに受け取られやすいと予想されます。

具体的な手法の例

インフルエンサータイアップ投稿
ブランド・サービスにマッチするインフルエンサーと連携し、インフルエンサー自身の言葉でPRしていただきます。限定のクーポンコードなどを発行することで、認知から購買まで幅広いファネルをカバーすることが可能です。

サンプリング
特定のインフルエンサーを指名するのではなく、複数のインフルエンサーに対して商品を提供し、インフルエンサー自身が気に入ったら投稿していただく手法。投稿数やリーチの保証はできないものの、全体的に予算を抑えて実施することができます。

4.コンテスト型

投票やフォトコンテストなどユーザーのアクションがキャンペーンに反映されていく、ユーザー参加型のキャンペーン
人気投票による総選挙、ユーザーの投稿をポスターやCMといった広告クリエイティブへの活用、商品開発に反映されるなど、ユーザーのアクション次第で結果が変動する企画だからこそ、ブランド・サービスへのエンゲージメントが高まる&企画終了まで一定期間ユーザーの関心が保たれる&企画次第ではキャンペーン終了後にも話題性をもたせることが可能です。

「自分が応援している方に勝ってほしい」「うちの猫の写真がCMに使われるかも」といった、ユーザーのどのようなモチベーションにアプローチをするかがキャンペーンの成功の鍵を握ります。

具体的な手法の例

投票・総選挙型
「〇〇派 vs ××派」や「〇〇の答えはどれ?」といったユーザーからの回答を募る投票・総選挙型の企画。自分が投票した選択肢を応援するなど、「結果が気になる!」というモチベーションでキャンペーンの盛り上がりを維持し、エンゲージメントを高めます。

フォト・ムービーコンテスト
お題に沿った写真・動画をユーザーに投稿していただき、その中から優秀なUGCを選出。選ばれたユーザーにインセンティブを贈るほか、広告クリエイティブや商品パッケージに用いられるといった多角的なプロモーション設計も可能です。

SNSキャンペーンの企画にあたって

SNSキャンペーンを実施する際には4つ型に当てはめつつ、プロモーションしたいブランド・サービスに何が適しているか検討してみましょう。

具体的な施策を詰めていく際には以下のポイントも重要です。

  • 参加ハードルを低くすること
  • ターゲットユーザーのどのようなモチベーションにアプローチするのか明確にすること
  • キャンペーンに適切なSNSプラットフォームを選ぶこと
  • エンゲージメントを促進するコンテンツを提供する

UNiDigiでは、ブランド・サービスのコンセプトとユーザーリサーチをもとにした、UGCを生み出しエンゲージメントを高めるSNSキャンペーンをご提案いたします

また、そこで獲得したフォロワーを育成していくアカウント運用までサポートいたします。

「SNSキャンペーンをやってみたいが、何から始めたらよいか分からない」「SNSキャンペーンを行っているが、もっと良くできないか」などの課題感をお持ちの方は、ぜひお気軽にお問合せください。

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